フゴッペ洞窟からのニッカウヰスキー工場見学

今度は余市にあるフゴッペ洞窟へと行って参りました。聞いたこともなかったこの場所ですが、1950年に海水浴に来た中学生が偶然発見したというもので、自然の洞窟の中に続縄文時代の後半に掘られた壁画がしっかりと残っていて、世界的にもかなり貴重な遺跡だそうです。そんな貴重な遺跡にもかかわらず、本物を間近に見られるなんてこれまた珍しいことだそうで、太古の歴史を肌身に感じられたことは本当に貴重な体験でした。ちなみに続縄文時代なんて習った覚えがないと思ったあなたは鋭い!初日に行った博物館でなんだか違和感を覚えていたのがここで明確になりました。なんと北海道には弥生時代がなかったのです。本州で弥生時代(稲作を開始)に移行したころに、気候的に水田が作れなかった北海道では、縄文文化を継承したため続縄文時代と呼ばれているのでした。社員旅行では毎回何かしら新しい知識が増えていくのも一つの醍醐味です。新たな知識を蓄えた記念として特徴的な壁画の人物(シャーマン)が描かれたTシャツを購入しちゃいました。そしてこの建物自体が洞窟を保存するために洞窟を飲み込むような作りになっているとのことだったので、建物を出て裏手に回り込んでみるとなるほど!山に建物が張り付いた様になっていました。またすぐ隣には函館本線の線路があり踏切もないその様子はなんか絵になるというかいい感じでした。松本伊代が線路に入って撮った写真をSNSに上げて問題になったことがありましたが、その気持ちがめちゃくちゃわかる気がしました。(笑)

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次の予定まで少し時間があったので、添乗員のなっちゃんが機転を利かせて「道の駅スペースアップル余市」へ立ち寄ってくれました。余市といえば宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地ということで、余市宇宙記念館なるものが建てられたそうです。そう考えると宇宙飛行士ってすごいですね。自分の夢のために頑張って勉強して運動もして、宇宙飛行士になって宇宙に行けたと思ったら、記念館ができちゃうのですから。と言いつつ入場料のかかる記念館には入らず、お土産売り場にだけ立ち寄って、珍しい宇宙食などが売っていたので、エビピラフにストロベリーアイスなんかを買って帰りました。まだ食べていないのでどんなだったか感想は書けませんが(笑)記念館の売店の横にさらに小さな建物が本当の目的の道の駅です。ここではなっちゃんおすすめの「りんごのほっぺ」というリンゴジュースを購入!これは帰ってすぐに飲みましたが甘さと酸味のバランスが絶妙でかなり好みの味でした。アップルパイも美味しいとのことでしたが、この後すぐ昼食だったのでやめておきました。
そろそろお腹も空いてきたところで、ニッカウヰスキー余市工場に併設されている「レストラン樽」へと向かいます。ここでは、スープカレーしゃぶしゃぶをいただきました。普通のしゃぶしゃぶだとラム肉のにおいが気になりそうですが、カレーのスパイスで気にならず美味しくいただけました。こうしてお腹を満たした後は、ウヰスキー工場見学です。ここでわたくしとK君は恋に落ちてしまいました。ガイドのお姉さんがその辺のアイドル顔負けにめちゃくちゃ可愛かったのです。言っても社長が一番で新入社員のIさんが2番。彼女はその次くらいですけどね…(汗)こんなときめいた工場見学は初めてでした。内容はいまいち覚えていませんので、興味のある方はWebで検索してください。ただすぐにこの恋は終わってしまいましたけどね(涙)可愛い顔ばかり見ていたのでガイド中は全く気付かなかったのですが、K君は冷静に全体を見回していたようで、「私は妊婦さんですよ!」ってわかるプレートか何かを付けていたみたいです。ウィスキーを試飲した後にちょうど彼女がいたものですから、一緒に写真を撮ってもらって、別れ際に「おめでとうございます。元気な赤ちゃんが生まれるといいですね。」と良い人ぶってサヨナラしてきました。(笑)

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