小樽 ~やっちまったなー~

試飲のウィスキーが程よく沁み渡ったところで、小樽へと向かいました。余市から意外と近く30分ほどで到着すると、まずは本日の宿泊先である旅館「運河の宿小樽ふる川」にチェックイン。有名な運河通りに面したこちらの旅館は、こじんまりと落ち着いた佇まいで、1階エントランスの奥にある宿泊者の共用スペースは、ここだけ時間の流れが遅いような良い雰囲気で、コーヒーを片手に本棚に並んだ書籍を手に取り読書なんて最高に贅沢な空間でした。現実はというと、チェックインを済ませ部屋に案内していただくと、またもすぐに準備を整え、お土産探しに追われる時間となりました。小樽の人は商売っ気がないのか、夕方6時にはお店を畳んでしまうそうで、みんなお買い物へと出発してしまいました。そんな中、昨日から食べ詰めのわたくしのお腹も限界で、トイレに籠ること数分の間に置いてけぼりにされてしまい、ひとりさみしく知らない街を徘徊する羽目に…(汗)単純な道のりで迷わずたどり着けたので一安心しました。堺町通りというこの通りは900mもありその中に「ルタオ」や「六花亭」「北菓楼」など有名どころが軒を連ねており、スイーツのお土産ならだいたい揃う感じでした。こちらである程度まとめ買いできたし、コンビニに寄って「ウコンの力スーパー」も買ったし、あとはゆっくりこの後の宴会を楽しむだけです!帰り道に小樽の運河通りで記念写真をパシャパシャ撮りつつ旅館に戻るとまだ少し時間があったので、この旅行初の温泉に駆け足で浸かりに行ったらちょうどK君が無防備に体を洗っている最中だったので、ここぞとばかりに今年もお約束の「冷たい水攻撃」をブチかましてやりました。なんてことをしていると、そろそろ夕食の時間が近づいてまいりました。

page07.jpg

この旅館は冒頭にも書いた様にこじんまりと落ち着いた雰囲気の旅館なので、宴会場がなく、本日は歩いて10分程の「日本橋」というお寿司屋さんへと向かいました。時間ギリギリな感じで旅館の外に出ると、早めに添乗員のなっちゃんと先に行ったはずの面々がいたので、なんとなく違和感を感じながらも「日本橋」に到着。中に入ってもなっちゃんがいない!ここでようやく幹事のK君がなっちゃんに電話をすると、まさかの寝坊…(笑)前代未聞のこの事態にも動揺しない東瑩電機(株)御一行!!先に宴会を始めること10分ほどで到着したなっちゃんを温かく迎え入れてみんなで楽しいひと時を楽しみました。一応フォローしておきますけど、添乗員さんの仕事ってかなり大変ですよね。わたくしは基本的に人見知りなので、毎回知らない人の集団を相手にいろいろやりくりして、宴会にも出席して…なんて、旅行が好きなだけでは勤まらないですよね。自分なら神経がすり減って夜も眠れず1年持たないかも知れないです。全国の添乗員の皆様ファイトです!
2次会はマジックバーに連れて行ってもらい、初めて間近でマジックを拝見しました。途中カラオケで盛り上がりすぎると見せたがりのマジシャン二人にカラオケを止められてまで見せられたマジックがしょぼかったら文句の一つでも言ってやろうかと思いましたが、さすがに商売でやっておられるだけになかなかマジックで楽しませていただきました。

しかしながらもう一人の方はオードリーの若林くんにしか見えなくなってしまい、オードリーネタでいじりたおしてやったので動揺していたのか、マジックの腕はまだまだでした。と、そんな感じで今夜も夜が更けてしまい一旦旅館まで戻りましたが、しっかり歩いたので小腹が空いて、今宵もお決まりの〆のラーメンを探してまた逆戻り。1軒だけやっていたお店を何とか見つけ、昨日は味噌だったので今日は塩ラーメンを食べてみましたが、昨日よりこっちの方が美味しかったです。満腹のお腹を抱えて旅館に戻ると今度はゆっくりと温泉に浸かり旅の疲れを癒してもらいました。あっという間に二日目も終了です。そういえば、今更思い出しましたが、新入社員のIさん!宴会の席でTT兄弟をやると旅行前に張り切っていたのに結局やらずじまいでした。まあ宴会場の雰囲気からして難しい環境ではあったので、致し方ありませんがこれはいちおう恒例行事のひとつなので、繰越で来年こそは何かしらやっていただきます!

この記事へのコメント